旅行会社様・学校関係者様へ - 奥尻島教育旅行のご提案
- 島でしかできない体験を教育旅行の想い出に -
◆ご挨拶
さて、奥尻島は北海道本土の南西部、江差追分の町「江差町」より61km、漁業・農業の盛んな町「せたな町」より日本海上43kmに浮かぶ周囲84kmの島です。
その島が平成5年7月12日午後10時17分、突然奥尻島を襲った「北海道南西沖地震」により壊滅的ともいえる甚大な被害を受けました。しかし、震災直後から膨大な救援物資・多額の義援金という全国からの暖かいご支援、国・北海道からのご理解ご助言により、あの悪夢のような大震災からようやく立ち直ることができ、奥尻町は平成10年3月に完全復興宣言をしました。
私たちはこの支援への感謝と島の教訓を後世に残すために、平成17年より取り組んでいる防災教育の経験を活かし、官民一体で地震・津波防災への関心が高まっている現代社会へ向けて、奥尻島防災教育プログラムを推進して取り組むことが全国のご支援をいただいた皆様への唯一のご報恩と考えました。
そして、被災した島からの取り組みが、東日本大震災から復興に向かって頑張っている東北地方の皆様への復興の未来像、そして次世代を担う子供たちへの防災意識の高揚につながることを祈っております。
また、自然の宝庫である奥尻島には素朴で人情厚い人々が暮らしています。
美しい海と豊かな森とともに、たくましく生きる島人の暮らしは自然と共存する知恵に満ち溢れた魅力的なものです。
奥尻島では島の暮らしや自然を隅々まで体験して頂けるようなプログラムをご用意しております。
お問い合わせ、ご質問等が御座いましたら何なりとお気軽にお問い合わせ下さい。
ぜひ奥尻島の教育旅行プログラムをご活用頂き、皆様がご来島下さるのを心よりお待ち申し上げます。
◆プログラム概要
1.津波から復興した奥尻島が伝える島ヂカラ
平成5年、北海道南西沖地震から復興を成し遂げ、災害に強い町となった奥尻島において被災した経験から大津波の教訓を風化させずに現代の子ども達に伝え、災害に対する日頃の意識の大切さ、また、震災から復興したエネルギー(島ヂカラ)を学ぶプログラムです。
【防災ロールプレイ】
生徒達が災害対策本部、公務員、消防団、医師、住民等の役となって、地震が発生した想定で避難訓練と救難救護訓練を合わせて実施します。「判断→行動→解決」のプロセスを体感。この訓練を通じて「命を守る大切さ」「命を助ける大切さ」や、緊急時に必要な冷静な状況判断、チームワークの重要性を学びます。
津波で甚大な被害を受けた青苗地区での避難訓練 情報が錯綜する災害対策本部
【見る】
奥尻島津波館・慰霊碑での被災当時の映像・写真、そして復興した街並み
【体験メニュー】 奥尻島津波館見学、防災フットパス、島内防災施設見学
奥尻島津波館 防災フットパスの様子
【聞く】
島人の語り部、津波体験、防災対策
【体験メニュー】 島人の講演(震災体験談、震災の教訓、復興へのプロセス等)
※ご要望に応じて島人をマッチングいたします。
【話す】
素朴な島人とのふれ合い、島の生活・震災・歴史・文化等
【体験メニュー】 島人ディスカッション
島人ディスカッションの様子
【食す】
食べ物のありがたさ、食事を分け合う精神、食べることの感謝の心を学ぶ。
【体験メニュー】 炊き出し体験
2.自然が教えてくれる「何か」奥尻島自然体験プログラム
奥尻島は四方を海に囲まれた大自然に恵まれていることから、島全体に自然美が溢れており、植物や動物、魚介類が豊富で美しい環境が多くあります。奥尻島では島の暮らしや自然を隅々まで体験して頂けるようなプログラムをご用意しております。
水産加工体験の様子 ブナ植樹の様子
◆前述でご紹介した各資料のダウンロードは下記のリンクからどうぞ
◆お問い合わせ
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奥尻島観光協会
電 話 : 01397-2-3456
F A X : 01397-2-3450
メ ー ル : unimaru@hakodate.or.jp
期 間 : 4月下旬~10月末迄 無休 / 11月~4月中旬 土日祝休業
営業時間 : 8:30~17:15
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